DS201の実施_VNode

DS201: Foundations of Apache Cassandra™ and DataStax Enterpriseの学習記録。

従来のCassandraの設計では、物理ノードがデータのパーティションを管理していた。しかし、物理ノードが故障した場合、そのノードが担当していたパーティションを別のノードに再分配する必要がある。この再分配は手間がかかり、時間とリソースを消費する。

そこで、CassandraではVNode（仮想ノード）が導入さた。VNodeは、パーティションを物理ノード間で均等に分散する仕組みである。VNodeでは、物理ノードごとに複数の仮想ノードが作成される。各仮想ノードは一意のトークン範囲を持ち、その範囲内のパーティションを担当する。つまり、データは仮想ノードに均等に分散されるため、物理ノードの追加や故障に対して柔軟に対応できる。

VNodeを使用することで、Cassandraクラスターのパフォーマンスと可用性が向上し、管理の負担が軽減される。

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